2022年6月 · 2022/06/06
映画レビューでは軒並み高評価、大絶賛の嵐。トップガンから36年、コロナ禍による3年延期を乗り越えてようやく公開。個人的にはさして思い入れもなく、一応前作をDVDで予習し、まぁせっかくならとスクリーンXで鑑賞。・・結果、評価の通り素晴らしい作品でした。そしてこの作品は是非映画館で観ることをオススメします。劇中印象に残ったセリフ「・・・but not today.」はストーリー上だけでなく、トム・クルーズの映画人として矜持を語り、この作品でまさに体現していように感じました。ヴァル・キルマーも素敵でした。これぞ王道ど真ん中!今まで王道ものはあまり好みではありませんでしたが、この作品は別格です。
2022年5月 · 2022/05/30
「孤狼の血」シリーズなど最近よく観る機会の多い白石和彌監督作品。同監督作「彼女がその名を知らない鳥たち」で主演だった阿部サダヲを主演に置き、見事なサイコパスキャラクターを演じていました。「凶悪」の設定と「羊たちの沈黙」のレクター博士を混ぜ合わせたような世界観で特に阿部サダヲの瞳孔が開ききった真っ黒な瞳が印象的でした。作品中でなぜ主人公が連続殺人犯になっていったのかその経緯や心理描写が説明不足だったように感じたので、原作本を購入してみました。自分にとって、その謎を原作で知りたいと思わせるほど作品に魅力があったのだと思います(人にはあまりオススメできない内容です)。